“後逡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あとじさり50.0%
あとずさり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血相きっそうが変っていて、気味が悪うございますから、恒太郎が後逡あとじさりをするうしろに、最前から様子を見て居りました恒太郎の嫁のおまさが、湯呑に茶をたっぷりいで持ってまいりました。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
取てさかさ捻上ねぢりあげ向うの方へ突飛すに大力のはずみなれば蜻蛉とんぼ返りを打て四五間先へ倒れたり是を見て雲助共は少し後逡あとずさりをなせしがイヤ恐しいやつ平氣なつらをして居を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)