後住ごじゅう)” の例文
行脚あんぎゃの身の上で、しかし葬式でもあった時には困ろうから、後住ごじゅうきまるまで暫くいて上げようと云うんで、其の寺に居りました
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わしももう隠居してもえじゃア、どの様な事が有っても此処こゝは離れやアせんじゃ、後住ごじゅうを直して、裏路うらみちの寂しい処へ隠居家いんきょやア建てゝ、大黒の一人ぐらいあっても宜えじゃア
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
修行しゅうぎょうの功を積んで長安寺の後住ごじゅうを勤めました。
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)