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往還
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ゆきき
ふりがな文庫
“
往還
(
ゆきき
)” の例文
五日も七日もこう降り続くと、どこの道もまるで泥海のようであるから、
勤人
(
つとめにん
)
が大路の
往還
(
ゆきき
)
の、茶なり黒なり背広で靴は、まったく
大袈裟
(
おおげさ
)
だけれど、狸が土舟という
体
(
てい
)
がある。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ここに兄は
辭
(
いな
)
びて、弟に貢らしめたまひ、弟はまた兄に貢らしめて、相讓りたまふあひだに既に
許多
(
あまた
)
の日を經つ。かく相讓りたまふこと一度二度にあらざりければ、
海人
(
あま
)
は既に
往還
(
ゆきき
)
に疲れて泣けり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“往還”の意味
《名詞》
行き帰り。往復。往来。
往来する道。街道。
(出典:Wiktionary)
“往還(
脇往還
)”の解説
脇往還(わきおうかん)は、江戸時代の五街道以外の主要な街道をいう。
(出典:Wikipedia)
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
還
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
“往”で始まる語句
往
往来
往々
往來
往時
往生
往昔
往復
往古
往反