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廓
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くわく
ふりがな文庫
“
廓
(
くわく
)” の例文
無駄を言ふうちに、兩國の橋詰、大弓場の裏の一
廓
(
くわく
)
の料理屋のうち、一番構への大きい『
種村
(
たねむら
)
』の入口に着きました。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平賀源内が
塾
(
じゆく
)
を開き、千葉周作が道場を建てたところで、神田には、珍らしい異色の一
廓
(
くわく
)
ですが、その癖、近所にはつみ綿の師匠や、取締の網の目をもぐつた
曖昧
(
あいまい
)
な出合茶屋などがあり
銭形平次捕物控:259 軍学者の妾
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
雜司ヶ谷鬼子母神に至る一
廓
(
くわく
)
に百姓風乍ら高々と生垣を
圍
(
めぐ
)
らし、
藁屋根
(
わらやね
)
の
庇
(
ひさし
)
を反らした構へ、これに玄關を取付け、
長押
(
なげし
)
を打つたら、そのまゝ大名のお下屋敷と言つても恥しくないでせう。
銭形平次捕物控:121 土への愛著
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
元町の一
廓
(
くわく
)
を占領した、宏大な横山
主計
(
かずへ
)
の屋敷。平次とガラツ八は、用人石川孫三郎に案内されて、裏門からお勝手へ廻り、奉公人達の好奇の眼に迎へられて、奧の主人主計の部屋に通されました。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“廓(
遊廓
)”の解説
遊廓(ゆうかく)は、公許の遊女屋(女郎屋)を集め、周囲を塀や堀などで囲った区画のこと。遊郭とも。
(出典:Wikipedia)
廓
漢検準1級
部首:⼴
14画
“廓”を含む語句
廓内
北廓
遊廓
一廓
廓然
外廓
輪廓
城廓
廓通
廓外
廓者
寥廓
廓寥
五稜廓
山廓
廓内京町
廓文章
廓落
色廓
内廓
...