“庇廂”の読み方と例文
読み方割合
ひさし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初雁音(はつかりがね)も言づてぬ南の海の海遥なる離れ嶋根に身を佗びて、捨てぬ光は月のみの水より寒く庇廂(ひさし)洩る住家に在りし我が情懐(おもひ)は、推しても大概(およそ)知れよかし
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
それに間に合ふやう是非とも取り急いで茶室成就(しあげ)よ待合の庇廂(ひさし)繕へよ、夜半のむら時雨も一服やりながらで無うては面白く窓撲つ音を聞き難しとの贅沢いふて
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
それに間に合うよう是非とも取り急いで茶室成就(しあげ)よ待合の庇廂(ひさし)繕えよ、夜半(よわ)のむら時雨(しぐれ)も一服やりながらでのうては面白く窓撲(う)つ音を聞きがたしとの贅沢(ぜいたく)いうて
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)