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幾巻
ふりがな文庫
“幾巻”の読み方と例文
読み方
割合
いくまき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくまき
(逆引き)
とすぐに次! 次! 次! と順々に出る品物は、南京どんす
幾巻
(
いくまき
)
、
鼈甲
(
べっこう
)
何斤
(
なんぎん
)
、皮、短銃、
麝香
(
じゃこう
)
、さまざまな異国品ばかりが一
頻
(
しき
)
りけいず買いの欲心を血走らせる。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひと月ふた月と過す程に、おほやけの打合せも済みて、取調も次第に
捗
(
はかど
)
り行けば、急ぐことをば報告書に作りて送り、さらぬをば写し留めて、つひには
幾巻
(
いくまき
)
をかなしけむ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かき集めつゝ
幾巻
(
いくまき
)
の
書
(
ふみ
)
にものしてつぎ/\に
発兌
(
うりだ
)
すこととはなしぬ
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
幾巻(いくまき)の例文をもっと
(4作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾巻”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
森鴎外
吉川英治