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ひらの
ふりがな文庫
“
平野
(
ひらの
)” の例文
北野を過ぐれば大将軍、それを過ぐれば小北山、それを過ぐれば
平野
(
ひらの
)
となる、それを過ぐれば衣笠山! そっちへドンドン走って行く。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と、そのとき、
羽柴
(
はしば
)
の
荒旗本
(
あらはたもと
)
、
脇坂甚内
(
わきざかじんない
)
、
平野
(
ひらの
)
三十郎、
加藤虎之助
(
かとうとらのすけ
)
の三人、バラバラと
幕屋
(
まくや
)
の
裾
(
すそ
)
にあらわれて一大事を報告した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それをおはなしするまえに、まず、
平野
(
ひらの
)
少年を、ごしょうかいしなければなりません。
宇宙怪人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
偶然大阪の
平野
(
ひらの
)
町の夜店の古道具屋で、初めてガラス絵というものを買って見たのでした、それまでは散髪屋とか
風呂
(
ふろ
)
屋ではよく見かけたものですが、別段欲しいとは思わなかったが
楢重雑筆
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
後隊は真田幸村、毛利勝永兵一万二千。五月
朔日
(
ついたち
)
、前隊は出でて
平野
(
ひらの
)
に舎営した。
大阪夏之陣
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
見渡せば前は
平野
(
ひらの
)
である。
伐
(
き
)
り残された大木が
彼処此処
(
かしここゝ
)
に
衝立
(
つゝた
)
つて居る。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
と
平野
(
ひらの
)
三十郎ひとりだけが立ってゆく。と、
脇坂甚内
(
わきざかじんない
)
すぐに
小膝
(
こひざ
)
をゆるがして
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“平野”の解説
平野 (へいや) または平地 (へいち) とは、山地に対して、低く平らな広い地形のことを指す地理用語である。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“平野”で始まる語句
平野水
平野郷
平野謙
平野町
平野村
平野橋
平野万里
平野国臣
平野権平
平野濶