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幣
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しで
ふりがな文庫
“
幣
(
しで
)” の例文
彼女は
顋
(
あご
)
で差し招くと、供の侍は麻の
幣
(
しで
)
をかけた
榊
(
さかき
)
の枝を白木の三宝に乗せて、うやうやしく捧げ出して来た。玉藻はしずかにその枝を把って、眼をとじて祈り始めた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
今では紙の
幣
(
しで
)
を附けるもあれば、略するもある。喪主の玉串丈けを稍〻大きくする風はあるが、會葬者一同殆と生前何の懇親もなかつた者迄が出しやばつて、これを柩前に捧げる事になつて居る。
幽霊思想の変遷
(旧字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
“幣”の意味
《名詞》
(ぬさ)神前に供える布又は紙。
(出典:Wiktionary)
“幣(
御幣
)”の解説
御幣(ごへい、おんべい、おんべ)とは、神道の祭祀で捧げられ用いられる幣帛(へいはく)の一種で、2本の紙垂(しで)を竹または木の幣串に挟んだものである。幣束(へいそく)、幣(ぬさ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
幣
常用漢字
中学
部首:⼱
15画
“幣”を含む語句
貨幣
紙幣
紙幣入
御幣
幣帛
幣束
青紙幣
楮幣
金幣
御幣担
造幣局
大幣
贋紙幣
幣羅坂
紙幣束
御幣餅
例幣使
贋造紙幣
奉幣
幣結
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