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常規
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じょうき
ふりがな文庫
“
常規
(
じょうき
)” の例文
今の一部の小説が人に
嫌
(
きら
)
われるは、自然主義そのものの欠点でなく取扱う同派の文学者の失敗で、
畢竟
(
ひっきょう
)
過去の極端なるローマン主義の反動であります。反動は正動よりも
常規
(
じょうき
)
を逸する。
教育と文芸
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
守青年は品子の父と同じ様な意見を述べたが、それは相手を安心させる口先ばかりであって、内心ではある恐ろしい疑いを
抱
(
いだ
)
いていた。
桁
(
けた
)
はずれの悪魔を、
常規
(
じょうき
)
で律することは出来ない。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
何という不思議な取合せ、
常規
(
じょうき
)
を逸した光景であったろう。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
従って誰も彼も、
立居振舞
(
たちいふるまい
)
が
常規
(
じょうき
)
を
逸
(
いっ
)
しています。
湖畔亭事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“常規”の意味
《名詞》
常 規(じょうき)
普通の考え、規則。
(出典:Wiktionary)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
規
常用漢字
小5
部首:⾒
11画
“常”で始まる語句
常
常陸
常磐木
常世
常磐津
常夏
常套
常磐
常談
常闇