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常店
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じょうみせ
ふりがな文庫
“
常店
(
じょうみせ
)” の例文
過年
(
いつか
)
、水天宮様の縁日の晩でしたっけ、
大通
(
おおどおり
)
のごッた返す処をちっとばかり横町へ遠のいて明治座へ
行
(
ゆ
)
こうという
麺麭屋
(
パンや
)
の物置の前に、
常店
(
じょうみせ
)
で今でも出ていまさ
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
荒布
(
あらめ
)
とも見える
襤褸頭巾
(
ぼろずきん
)
に
包
(
くる
)
まって、死んだとも言わず、生きたとも言わず、黙って溝のふちに凍り着く
見窄
(
みすぼ
)
らしげな
可哀
(
あわれ
)
なのもあれば、
常店
(
じょうみせ
)
らしく張出した三方へ、
絹二子
(
きぬふたこ
)
の赤大名
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“常”で始まる語句
常
常陸
常磐木
常世
常磐津
常夏
常套
常磐
常談
常闇