“常店”の読み方と例文
読み方割合
じょうみせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過年(いつか)、水天宮様の縁日の晩でしたっけ、大通(おおどおり)のごッた返す処をちっとばかり横町へ遠のいて明治座へ行(ゆ)こうという麺麭屋(パンや)の物置の前に、常店(じょうみせ)で今でも出ていまさ
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
荒布(あらめ)とも見える襤褸頭巾(ぼろずきん)に包(くる)まって、死んだとも言わず、生きたとも言わず、黙って溝のふちに凍り着く見窄(みすぼ)らしげな可哀(あわれ)なのもあれば、常店(じょうみせ)らしく張出した三方へ、絹二子(きぬふたこ)の赤大名
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)