“巴町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ともえちょう80.0%
ともゑちやう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの火口と硫黄をつけた稽古矢を、飯倉いいぐら巴町ともえちょうの弓師に見せて来るがいい、——誰があつらえた矢か解るだろう。
もっとも、その前日も、金子かね無心の使に、芝の巴町ともえちょう附近あたりまで遣られましてね。出来ッこはありません。
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あの火口ほくち硫黄いわうをつけた稽古矢を、飯倉か巴町ともゑちやうの弓師に見せて來るがいゝ、——誰があつらへた矢か解るだらう。