“差交”の読み方と例文
読み方割合
さしかわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで階下(した)へおりてみると、下は立込んだ廂(ひさし)の差交(さしかわ)したあいだから、やっと微(かす)かな日影が茶(ちゃ)の室(ま)の方へ洩(も)れているばかりで、そこにも荷物が沢山入れてあった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
浴場の窓からは、草の根から水のちびちびしみ出している赭土山(あかつちやま)が侘(わび)しげに見られ、檐端(のきば)はずれに枝を差交(さしかわ)している、山国らしい丈(たけ)のひょろ長い木の梢(こずえ)には、小禽(ことり)の声などが聞かれた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)