コヾ)” の例文
踏むと思うて居る中に、ふと其が、白々とした照る玉だ、と氣がつく。姫は身をコヾめて、白玉を拾ふ。拾うても/\、玉は皆、タナソコに置くと、粉の如く碎けて、吹きつける風に散る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
踏むと思うて居る中に、ふと其が、白々とした照る玉だ、と氣がつく。姫は身をコヾめて、白玉を拾ふ。拾うても/\、玉は皆、タナソコに置くと、粉の如く碎けて、吹きつける風に散る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)