“屈服”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くっぷく66.7%
くつぷく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何人なんびとが何といおうと、独本土上陸作戦を決行する吾輩の決意には、最早変りはない。ドイツを屈服くっぷくせしめる途はただ一つ、それより外に残されていないのである」
生きると答えると降参した意味で、死ぬと云うと屈服くっぷくしないと云う事になる。自分は一言ひとこと死ぬと答えた。
夢十夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
屈服くつぷくさせんとまつ處なれば今此言を聞て進み出京都大坂并に老中らうぢうの役宅にて取切とりきつて應答せしは拙者なりと云にぞ越前守は其方そのはうなるか然ば手札を出すべしと云ふに山内懷中くわいちうより手札を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)