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小難
ふりがな文庫
“小難”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こむず
33.3%
こむずか
33.3%
しょうなん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こむず
(逆引き)
ただ文書を以て交際するだけなら折々小面倒で
嫌気
(
いやき
)
を生ずる事があってもそれほど深く身に
染
(
し
)
みないが、面と向っては容易に親しまれないで、
小難
(
こむず
)
かしくて気ブッセイで堪えられなかったろう。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
小難(こむず)の例文をもっと
(1作品)
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こむずか
(逆引き)
山家に住んで、ちと
小難
(
こむずか
)
しげな書物など飾りたてておれば、田舎武者には、さも、めずらしかろう。——世の
名利
(
みょうり
)
を
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小難(こむずか)の例文をもっと
(1作品)
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しょうなん
(逆引き)
「おどろきました。火事と思うと、すぐにあの
乱入者
(
らんにゅうもの
)
の
剣
(
つるぎ
)
の音でな。しかし、かくべつなこともなかったようで、まずお
館
(
やかた
)
にとっては、
大難
(
だいなん
)
が
小難
(
しょうなん
)
でなによりともうすものです」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小難(しょうなん)の例文をもっと
(1作品)
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小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小難”のふりがなが多い著者
内田魯庵
吉川英治