トップ
>
小蔀
>
こじとみ
ふりがな文庫
“
小蔀
(
こじとみ
)” の例文
時平が帝の定め給うた制を破った華美な装束をして
参内
(
さんだい
)
したのを、帝が
小蔀
(
こじとみ
)
の
隙間
(
すきま
)
から御覧になって急に機嫌を損ぜられ、
職事
(
しきじ
)
を召されて
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
たれかに、ゆり起こされて、清盛は、しぶい
瞼
(
まぶた
)
を、やっとあけた。
小蔀
(
こじとみ
)
の
陽
(
ひ
)
ざしでは、もう
午
(
ひる
)
ちかいように思える。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
声と共に、横窓の
小蔀
(
こじとみ
)
が、すこし上がって、
燈
(
あか
)
りが外へ流れたが
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
蔀
漢検準1級
部首:⾋
14画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父