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小芋
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こいも
ふりがな文庫
“
小芋
(
こいも
)” の例文
小芋
(
こいも
)
の煮たのを、お
箸
(
はし
)
に四つばかり突き通して、右の手に持っていた。おもちゃにしながら、一つずつ食べようというのであろう。
第二の接吻
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
実際
禅寺
(
ぜんでら
)
の
坊
(
ぼん
)
さんなどいふものは、お客を
小芋
(
こいも
)
の
煮転
(
にころ
)
ばし位にしか思つてゐないものなので、それをよく知つてゐる橘仙氏は急に逃げ腰になつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
小芋
(
こいも
)
の味ひとつにしたって、人の力ではどうにもできないのでありますから、持ち味を生かすということは、とりもなおさず、生きたよい材料を扱うということになるのであります。
日本料理の基礎観念
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
小芋
(
こいも
)
、
椎茸
(
しいたけ
)
、
蓮
(
はす
)
の根などのうま煮の付け合わせも客の膳に上った。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
芋
常用漢字
中学
部首:⾋
6画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父