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小灯
ふりがな文庫
“小灯”の読み方と例文
読み方
割合
こともし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こともし
(逆引き)
楓の上に
明
(
あかり
)
さして、
小灯
(
こともし
)
の影ここまでは届かず月の光に消えたり。と見る時、立姿あらわしたまいしが、寝みだれていたまいき。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
真黒
(
まっくろ
)
な溝の縁に、野を
焚
(
や
)
いた跡の湿ったかと見える
破風呂敷
(
やぶれぶろしき
)
を開いて、
式
(
かた
)
のごとき
小灯
(
こともし
)
が、夏になってもこればかりは虫も寄るまい、
明
(
あかり
)
の
果敢
(
はかな
)
さ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小灯
(
こともし
)
の
朦々
(
もうもう
)
と包まれた湯気の中から、
突然
(
いきなり
)
褌
(
ふんどし
)
のなりで、下駄がけで出ると、
颯
(
さっ
)
と風の通る庇間に月が見えた。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小灯(こともし)の例文をもっと
(2作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
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