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封地
ふりがな文庫
“封地”の読み方と例文
読み方
割合
ほうち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうち
(逆引き)
また御政治の方針からいっても、大藩の
封地
(
ほうち
)
は、できる限り、
削
(
けず
)
り取るか、
取潰
(
とりつぶ
)
すか、せねばならぬ。その大きな後始末が残っている
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうやって裸体のまま引廻された八重垣姫は、その城下から
封地
(
ほうち
)
の屋形に連れ戻されることになり、馬は姫を載せて本居の城あとの見えるところまで進んできた。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
宮廷から
封地
(
ほうち
)
をはじめとして
太上
(
だいじょう
)
天皇と少しも変わりのない御待遇は受けておいでになるのであるが、正式の太上天皇として六条院は少しもおふるまいにならないのである。
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
封地(ほうち)の例文をもっと
(5作品)
見る
封
常用漢字
中学
部首:⼨
9画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“封地”の関連語
采地
采邑
“封”で始まる語句
封
封度
封印
封蝋
封緘
封筒
封鎖
封書
封土
封建
“封地”のふりがなが多い著者
蒲原有明
和辻哲郎
紫式部
吉川英治