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取潰
ふりがな文庫
“取潰”の読み方と例文
読み方
割合
とりつぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりつぶ
(逆引き)
また御政治の方針からいっても、大藩の
封地
(
ほうち
)
は、できる限り、
削
(
けず
)
り取るか、
取潰
(
とりつぶ
)
すか、せねばならぬ。その大きな後始末が残っている
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
青江備前守が時々吉原へ遊びに来ることを知って居るから、あの高慢な頭の髷を切って、青江の家を
取潰
(
とりつぶ
)
させる気になったのだ。
銭形平次捕物控:174 髷切り
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「否というより、然りと云うほうが自然だろう、元和このかた、大名
取潰
(
とりつぶ
)
しは幕府の根本政策の一つであり、その主脳は伊豆守であった」
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
取潰(とりつぶ)の例文をもっと
(25作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
潰
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取潰”のふりがなが多い著者
長谷川伸
吉川英治
野村胡堂
山本周五郎
幸田露伴
久生十蘭