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家筋
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いえすじ
ふりがな文庫
“
家筋
(
いえすじ
)” の例文
摂州
川辺
(
かわべ
)
郡東富松の部落においては、すでに茨木童子の
家筋
(
いえすじ
)
は絶えたかわりに、更に一段と心を動かすべき物語が残っていた。『
摂陽群談
(
せつようぐんだん
)
』巻十に曰う。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「申しちゃ失礼でございますが、隠密役なんていう方は、
平常
(
ふだん
)
は何の御用もねえでしょうに、これだけの
家筋
(
いえすじ
)
をそれぞれ立てておく将軍様の世帯も、大きなもんじゃありませんか」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それを統一するためにまわり
神主
(
かんぬし
)
、または
宮座頭屋
(
みやざとうや
)
というかたい約束がむすばれ、あるいは
世襲神職
(
せしゅうしんしょく
)
の
家筋
(
いえすじ
)
というものが定められたのであるが、これがまた二つとも
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
京都で名物の
大原
(
おはら
)
や
北山
(
きたやま
)
の
柴売女
(
しばうりおんな
)
をべつにすると、だいたいにこの風習は海近くの
村里
(
むらざと
)
、ことに
魚
(
うお
)
などを売りあるく婦人にばかり多いので、なにか職業や
家筋
(
いえすじ
)
にむすびついた特別の技術のように
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“家筋”の解説
家筋(いえすじ)とは、家の出自を示す系統のこと。家格・家柄の良否を決める材料となる。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭