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家婦
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かふ
ふりがな文庫
“
家婦
(
かふ
)” の例文
たゞの
家婦
(
かふ
)
でならと云ふ条件で漸く承諾したことなど、幾が知り抜いてゐるのに甘んじて来るのは、それで自分の肩身を広くしようと云ふ腹があつてのことだと
鳥羽家の子供
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
すなわち
家婦
(
かふ
)
の
任
(
にん
)
にして、昼夜の
別
(
べつ
)
なく糸を
紡
(
つむ
)
ぎ
木綿
(
もめん
)
を織り、およそ一婦人、
世帯
(
せたい
)
の
傍
(
かたわら
)
に、十日の
労
(
ろう
)
を以て百五十目の綿を一反の木綿に
織上
(
おりあぐ
)
れば、三百目の綿に
交易
(
こうえき
)
すべし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
妻という言葉をきいたとき、龍之介は、柔らかいもので
身体
(
からだ
)
をつつまれるような気がした。実際、彼女が、彼の脱ぎすてたくしゃくしゃの衣類を整理しているところは、どう見ても
家婦
(
かふ
)
だった。
謎の女
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
“家婦”の意味
《名詞》
妻。家内。主婦。
(出典:Wiktionary)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭