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家世
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かせい
ふりがな文庫
“
家世
(
かせい
)” の例文
志摩
(
しま
)
の稲垣氏の
家世
(
かせい
)
は今
詳
(
つまびらか
)
にすることが出来ない。しかし抽斎の祖父清蔵も恐らくは
相貌
(
そうぼう
)
の立派な人で、それが父允成を経由して抽斎に遺伝したものであろう。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
しかしわたくしは維新後における
華冑
(
かちゅう
)
家世
(
かせい
)
の事に
精
(
くわ
)
しくないから、もし
誤謬
(
ごびゅう
)
があったら正してもらいたい。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この時源吾の
親戚
(
しんせき
)
に
戸沢惟清
(
とざわいせい
)
というものがあって、専六をその養子に世話をした。戸沢は
五百
(
いお
)
に説くに、山田の
家世
(
かせい
)
の
本
(
もと
)
卑
(
いやし
)
くなかったのと、東京
勤
(
づとめ
)
の身を立つるに便なるとを以てし、またこういった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“家世”の意味
《名詞》
その家の格式や地位など。家柄。
(出典:Wiktionary)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭