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宝飯
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ほい
ふりがな文庫
“
宝飯
(
ほい
)” の例文
これから遠く離れた愛知県の
宝飯
(
ほい
)
郡
額田
(
ぬかた
)
郡、また
幡豆
(
はず
)
郡の一部においても、タンポポをマンゴと呼んでいる土地が今でもある。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
宝飯
(
ほい
)
郡の
小坂井
(
こざかい
)
にある
菟足神社
(
うたりじんじゃ
)
で売る
風車
(
かざぐるま
)
は甚だ味の富んだ郷土玩具の一つであります。三州の有名な
花祭
(
はなまつり
)
に用いる「ざぜち」と呼ぶ切紙も見事な出来栄を見せます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
近時三河
宝飯
(
ほい
)
郡
御津
(
みと
)
町附近だろうという説(今泉忠男氏、久松潜一氏)が有力となった。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
三河の
宝飯
(
ほい
)
郡でトーゴというのだけはまだ説明が出来ぬが、千葉県
印旛
(
いんば
)
郡でコウジバナといっているのは、葉の色花の形が
麹
(
こうじ
)
に似ていたからで
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
信州は北の
境
(
さかい
)
の
下水内
(
しもみのち
)
郡、
美濃
(
みの
)
の
山県
(
やまがた
)
郡、
三河
(
みかわ
)
の
宝飯
(
ほい
)
郡などでも、以前の稲扱道具をコバシと呼んでいたことが、それぞれの郡の方言誌に見えている。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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次に
珍
(
めず
)
らしい菫の異名は、三河の
宝飯
(
ほい
)
郡などでタロンボージロンボーというので、これは俳人等が早くから注意して、太郎坊次郎坊と歳時記類にも出ているそうです。同じ例は近国に多く
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かつて三河の
宝飯
(
ほい
)
郡の某村で、
狸
(
たぬき
)
が一人の若者に
憑
(
つ
)
いたことがあった。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“宝飯”で始まる語句
宝飯郡