“幡豆”の読み方と例文
読み方割合
はず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これから遠く離れた愛知県の宝飯ほい額田ぬかた郡、また幡豆はず郡の一部においても、タンポポをマンゴと呼んでいる土地が今でもある。
四極しはつ山、笠縫かさぬい島は参河みかわという説と摂津という説とあるが、今は仮りに契沖以来の、参河国幡豆はず郡磯泊(之波止シハト)説に従って味うこととする。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
また幡豆はず七郷のお味方をも合せて、一路上洛のご用意をととのえるには、少なくも両三日のおとどまりは、まずたしかであろうと思われまする
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)