“官符”の読み方と例文
読み方割合
かんぷ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、突として、朝廷から、官符かんぷをもって“将門追捕ノ令”が関東諸国へたいして、発せられた。その内容は
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
都へは使者がせ、各州には官符かんぷが飛び、梁山泊りょうざんぱくの名はいまや、全土へ震撼しんかんしているにちがいない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
官符かんぷをいただき、ご朱印船しゅいんぶねと公称して、あちらの国からさまざまな物を交易して帰り、その一部を、内裏の后町きさきまちさばいたあとを、いちにも出して、巨利をせしめながら、後宮の女たちからは