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孝廉
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こうれん
ふりがな文庫
“
孝廉
(
こうれん
)” の例文
お忘れではあるまい。あなたの厳父とは、共に
孝廉
(
こうれん
)
に挙げられ、少壮の頃には、いろいろお世話になったものだ。後あなたも都の大学を
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舞陽
(
ぶよう
)
の人、
陳巌
(
ちんがん
)
という者が
東呉
(
とうご
)
に
寓居
(
ぐうきょ
)
していた。唐の
景龍
(
けいりゅう
)
の末年に、かれは
孝廉
(
こうれん
)
にあげられて都へゆく途中、
渭南
(
いなん
)
の道で一人の女に逢った。
中国怪奇小説集:06 宣室志(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
安大成
(
あんだいせい
)
は
重慶
(
じゅうけい
)
の人であった。父は
孝廉
(
こうれん
)
の科に及第した人であったが早く没くなり、弟の
二成
(
じせい
)
はまだ幼かった。
珊瑚
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
汝は世々東海の
浜
(
ひん
)
にいて、家祖みな漢朝の
鴻恩
(
こうおん
)
をこうむり、汝また、はじめ
孝廉
(
こうれん
)
にあげられて
朝
(
ちょう
)
に仕え、さらに恩遇をたまわりてようやく人と
為
(
な
)
る。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“孝廉”の解説
孝廉(こうれん)は、中国前漢の武帝が制定した秀才などと並ぶ郷挙里選の察挙科目の一つ。孝廉とは父母への孝順及び物事に対する廉正な態度を意味する。孝廉は察挙常科の中で最も重要視された科目である。
(出典:Wikipedia)
孝
常用漢字
小6
部首:⼦
7画
廉
常用漢字
中学
部首:⼴
13画
“孝”で始まる語句
孝
孝行
孝高
孝経
孝子
孝養
孝心
孝二
孝悌
孝道