孝廉こうれん)” の例文
お忘れではあるまい。あなたの厳父とは、共に孝廉こうれんに挙げられ、少壮の頃には、いろいろお世話になったものだ。後あなたも都の大学を
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
舞陽ぶようの人、陳巌ちんがんという者が東呉とうご寓居ぐうきょしていた。唐の景龍けいりゅうの末年に、かれは孝廉こうれんにあげられて都へゆく途中、渭南いなんの道で一人の女に逢った。
安大成あんだいせい重慶じゅうけいの人であった。父は孝廉こうれんの科に及第した人であったが早く没くなり、弟の二成じせいはまだ幼かった。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
汝は世々東海のひんにいて、家祖みな漢朝の鴻恩こうおんをこうむり、汝また、はじめ孝廉こうれんにあげられてちょうに仕え、さらに恩遇をたまわりてようやく人とる。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)