“字書(じしょ)” の例文
蕃書調所に入門その前に私が横浜に行(いっ)た時にキニツフルの店で薄い蘭英会話書を二冊買(かっ)て来た。ソレを独(ひとり)で読(よむ)とした所で字書(じしょ)がない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
五年後には字書(じしょ)に現れなかったことが、こんにち日々の新聞に見ることを考えれば、今後五年にはいかなる新熟字(しんじゅくじ)、新思想が世に行わるるかは想像(そうぞう)出来ぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
扨(さて)如何(どう)したら宜(よ)かろうかと考えた。所で段々横浜に行く商人がある。何か英蘭対訳の字書(じしょ)はないかと頼んで置た所が、ホルトロツプと云(い)う英蘭対訳発音付の辞書一部二冊物がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)