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娘
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いらつめ
ふりがな文庫
“
娘
(
いらつめ
)” の例文
じぶんにとつて第一の王子である
高市
(
たけち
)
を立派に生みおとしたあと暫くのあひだ、あの尼子ノ
娘
(
いらつめ
)
の顔にやどつてゐた表情ではないか。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
七つになる次女の
五百里
(
いほへ
)
ノ
娘
(
いらつめ
)
が結句それをいいことにして、乳母の
今刀自
(
いまとじ
)
と一緒になつて、次から次へ色んな口真似をさせて笑ひころげるのだつた。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
母は例の倉田山ノ石川麻呂のむすめ
遠智
(
おち
)
ノ
娘
(
いらつめ
)
で、ここにも蘇我の血は濃くながれてゐるわけだつた。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
つまり王女の腹からは
氷上
(
ひかみ
)
ノ
娘
(
いらつめ
)
が生まれ、それ以来王女はかうして中臣氏の正室として、鎌足をして
後顧
(
こうこ
)
の患ひなからしめることに依つて、太子の内政の上にも少なからぬ貢献をしてゐるからである。
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
“娘”の意味
《名詞》
(むすめ)若い女性。
(むすめ)子供のうち、女性であるもの。
(こ)若い女性。
(出典:Wiktionary)
“娘”の解説
娘(むすめ、こ)とは、女性の子供、即ち本人の1親等直系卑属のうち女性である者である。対義語は息子または母。
実子または養子(養女)の場合がある。また配偶者の連れ子の女性も一般に娘と呼ぶ。他人の娘を指して息女と呼ぶことがある。
息子の妻を義理の娘ともいう。
(出典:Wikipedia)
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“娘”を含む語句
娘子
小娘
此娘
娘子軍
繼娘
田舎娘
継娘
妹娘
娘盛
姑娘
娘々
田舍娘
娘様
父娘
母娘
生娘
愛娘
娘御
一人娘
彼娘
...