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好尚
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かうしやう
ふりがな文庫
“
好尚
(
かうしやう
)” の例文
芭蕉もあらゆる天才のやうに時代の
好尚
(
かうしやう
)
を反映してゐることは上に挙げた通りである。その著しい例の一つは芭蕉の俳諧にある
鬼趣
(
きしゆ
)
であらう。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
自分
(
じぶん
)
の
氣晴
(
きばら
)
しや
保養
(
ほやう
)
や、
娯樂
(
ごらく
)
もしくは
好尚
(
かうしやう
)
に
就
(
つ
)
いてゞすら、
斯樣
(
かやう
)
に
節儉
(
せつけん
)
しなければならない
境遇
(
きやうぐう
)
にある
宗助
(
そうすけ
)
が、
小六
(
ころく
)
の
爲
(
ため
)
に
盡
(
つく
)
さないのは、
盡
(
つく
)
さないのではない、
頭
(
あたま
)
に
盡
(
つく
)
す
餘裕
(
よゆう
)
のないのだとは
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“好尚”の意味
《名詞》
嗜好。好み
流行。流行り。
(出典:Wiktionary)
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
尚
常用漢字
中学
部首:⼩
8画
“好”で始まる語句
好
好奇
好事家
好事
好加減
好悪
好奇心
好々爺
好誼
好餌