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女轎
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おんなかご
ふりがな文庫
“
女轎
(
おんなかご
)” の例文
路次の奥から美しい
女轎
(
おんなかご
)
がぞろと出て来た。お供は
小婢
(
こおんな
)
の
迎児
(
げいじ
)
と、
舅
(
しゅうと
)
の
潘
(
はん
)
爺
(
じい
)
さんとで、二人とも
清々
(
すがすが
)
した
外出姿
(
よそゆきすがた
)
、常ではない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矮虎
(
わいこ
)
の手下にきいてみると、あれから
女轎
(
おんなかご
)
の供の兵隊七、八人を追っ払い、女の身は
轎舁
(
かごか
)
きぐるみ、矮虎が自分の住居へ連れ込んでしまったきりだという。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ちょっとした
別嬪
(
べっぴん
)
でしたぜ。たぶん今日の墓詣りでしょう。女は
女轎
(
おんなかご
)
に乗って、お供七人ほど連れ、
提
(
さ
)
げ
重
(
じゅう
)
二つに、お花を持たせて、街道を練って来ましたよ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
轎
漢検1級
部首:⾞
19画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形