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奢侈
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おごり
ふりがな文庫
“
奢侈
(
おごり
)” の例文
わたしは今までにも
奢侈
(
おごり
)
の生活を送っていなかったのであるから、今後も特に節約をしようとも思わない。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
武士も町人も
奢侈
(
おごり
)
に耽った。
初鰹
(
はつがつお
)
一尾に一両を投じた。上野山下、浅草境内、両国広小路、芝の久保町、こういう盛り場が繁昌した。吉原、品川、
千住
(
こつ
)
、新宿、こういう悪所が繋昌した。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
北アメリカインディアンの心に
奢侈
(
おごり
)
の念を起こさせるようなありきたりの洗面装置があり、歯ブラシよりも大型の雨傘が
楽
(
らく
)
らく掛かりそうな、役にも立たない褐色の木の棚が吊ってあった。
世界怪談名作集:13 上床
(新字新仮名)
/
フランシス・マリオン・クラウフォード
(著)
弟夫婦は
年少
(
としわか
)
きまま
無益
(
むやく
)
の
奢侈
(
おごり
)
に財を
費
(
ついや
)
し、
幾時
(
いくばく
)
も経ざるに貧しくなりて、兄の
許
(
もと
)
に
合力
(
ごうりょく
)
を
乞
(
こ
)
ひに来ければ、兄は是非なく銭十万を与へけるに、それをも
少時
(
しばし
)
に
用
(
つか
)
ひ尽してまた合力を乞ひに来りぬ。
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
神経の神経、酸素の酸素なる「
奢侈
(
おごり
)
」。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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幽遠神秘の「
奢侈
(
おごり
)
」。あゝ偉なる哉。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
幽遠神秘の「
奢侈
(
おごり
)
」。あゝ偉なる哉。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
奢
漢検1級
部首:⼤
12画
侈
漢検1級
部首:⼈
8画
“奢侈”で始まる語句
奢侈品
奢侈僣上
奢侈僭上
奢侈放逸
奢侈文弱
奢侈淫楽