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天若日子
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あめわかひこ
ふりがな文庫
“
天若日子
(
あめわかひこ
)” の例文
我が
説明
(
ことわけ
)
を、お聞きわけられませ。神代の昔びと、
天若日子
(
あめわかひこ
)
。天若日子こそは、
天
(
てん
)
の神々に弓引いた罪ある神。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
そこでオモヒガネの神が申されるには、「アマツクニダマの神の子の
天若日子
(
あめわかひこ
)
を
遣
(
や
)
りましよう」と申しました。そこでりつぱな
弓矢
(
ゆみや
)
を
天若日子
(
あめわかひこ
)
に賜わつて
遣
(
つかわ
)
しました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
池上の堤で命召されたあのお方の
骸
(
むくろ
)
を、罪人に
殯
(
もがり
)
するは、災の元と、
天若日子
(
あめわかひこ
)
の昔語りに任せて、其まま此処にお
搬
(
はこ
)
びなされて、お
埋
(
い
)
けになったのが、此塚よ。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
ここに思金の神答へて白さく、「
天津國玉
(
あまつくにだま
)
の神
七
の子
天若日子
(
あめわかひこ
)
八
を遣はすべし」とまをしき。かれここに
天
(
あめ
)
の
麻迦古弓
(
まかこゆみ
)
九
天の
波波矢
(
ははや
)
一〇
を天若日子に賜ひて遣はしき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
神代の昔、
天若日子
(
あめわかひこ
)
と申したは、天の神々に矢を引いた罪ある者に御座ります、其すら、其
後
(
ご
)
、人の世になつても、氏貴い家々の娘
御
(
ご
)
の
閨
(
ねや
)
の戸までも忍びよると申しまする。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
この
中
(
じゅう
)
申し上げた滋賀津彦は、やはり隼別でもおざりました。
天若日子
(
あめわかひこ
)
でもおざりました。
天
(
てん
)
の
日
(
ひ
)
に矢を射かける——。併し、極みなく美しいお人でおざりましたがよ。
截
(
き
)
りはたり、ちょうちょう。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
“天若日子(アメノワカヒコ)”の解説
アメノワカヒコ(天若日子、天稚彦)は、日本神話に登場する神。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“天若”で始まる語句
天若御子
天若