“天児屋根”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまつこやね66.7%
あめのこやね33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番匠の道ひらかれし手置帆負ておきほおひみこと彦狭知ひこさちの命より思兼おもひかねの命天児屋根あまつこやねの命太玉の命、木の神といふ句〻廼馳くゝのちの神まで七神祭りて、其次の清鉋の礼も首尾よく済み、東方提頭頼吒持國天王とうばうたいとらだぢごくてんわう
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
番匠の道ひらかれし手置帆負ておきほおいみこと彦狭知ひこさちみことより思兼おもいかねみこと天児屋根あまつこやねみこと太玉ふとだまみこと、木の神という句々廼馳くくのちかみまで七神祭りて、その次の清鉋きよがんなの礼も首尾よく済み、東方提頭頼吒持国天王とうほうたいとらだじごくてんおう
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
遠く天児屋根あめのこやねみことにあり、命の二十二代は大織冠たいしょくかん藤原の鎌足かまたり公、それより十六代の後胤こういんである伊達遠江守蔵人とおとうみのかみくろうどは従五位下常陸介朝宗ひたちのすけともむねどのに出づるこの——
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)