“天元”の読み方と例文
読み方割合
てんげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔のさる学深い棋聖(きせい)は当時の天文学? を下界の盤上へひきおろしてその第一石をいわゆる天元(てんげん)に置いたという。
独り碁 (新字新仮名) / 中勘助(著)
今度校刻すべき書は、円融(えんゆう)天皇の天元(てんげん)五年に、丹波康頼(たんばやすより)が撰んだという『医心方(いしんほう)』である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
太始(たいし)天元(てんげん)册(さつ)に見えて居るといふ丹天の氣、黅天(きんてん)の氣、蒼天の氣、素天の氣、玄天の氣などといふのは、天の四方及び中央に五色を配した空言なるが如く、何の特別意義も無きかと見ゆる。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)