トップ
>
天元
>
てんげん
ふりがな文庫
“
天元
(
てんげん
)” の例文
昔のさる学深い
棋聖
(
きせい
)
は当時の天文学? を下界の盤上へひきおろしてその第一石をいわゆる
天元
(
てんげん
)
に置いたという。
独り碁
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
今度校刻すべき書は、
円融
(
えんゆう
)
天皇の
天元
(
てんげん
)
五年に、
丹波康頼
(
たんばやすより
)
が撰んだという『
医心方
(
いしんほう
)
』である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
太始
(
たいし
)
天元
(
てんげん
)
册
(
さつ
)
に見えて居るといふ丹天の氣、
黅天
(
きんてん
)
の氣、蒼天の氣、素天の氣、玄天の氣などといふのは、天の四方及び中央に五色を配した空言なるが如く、何の特別意義も無きかと見ゆる。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“天元”の意味
《名詞》
天元(てんげん)
万物のみなもと。
君主。
碁盤の中央の地点。
《固有名詞》
日本の元号の一つ。貞元の次で、永観の前。978年11月から983年4月までの期間。
(出典:Wiktionary)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
天地
天竺