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大陽気
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おおようき
ふりがな文庫
“
大陽気
(
おおようき
)” の例文
旧字:
大陽氣
「——がッかりのあとが理に落ちて、イヤに今夜は陰気になった。吉原とでも目先をかえて、
大陽気
(
おおようき
)
にサンザメかそうか」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
或人が
不斗
(
ふと
)
尋ねると、
都々逸
(
どどいつ
)
端唄
(
はうた
)
から
甚句
(
じんく
)
カッポレのチリカラカッポウ
大陽気
(
おおようき
)
だったので、
必定
(
てっきり
)
お客を呼んでの
大酒宴
(
おおさかもり
)
の
真最中
(
まっさいちゅう
)
と、
暫
(
しば
)
らく
戸外
(
おもて
)
に
佇立
(
たちどま
)
って
躊躇
(
ちゅうちょ
)
していたが
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
寝る時まで
大陽気
(
おおようき
)
で騒ぎつづけたが、その新しい遊び方はまた、次の荒天の日にも役に立った。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
此
(
この
)
跡ががらりと早変りして、さても/\
和御寮
(
わごりょ
)
は踊る
振
(
ふり
)
が見たいか、踊る振が見たくば、木曾路に御座れのなど狂乱の
大陽気
(
おおようき
)
にでも
成
(
なら
)
れまい者でもなしと
亀屋
(
かめや
)
の
爺
(
おやじ
)
心配し、泣くな泣きゃるな浮世は車
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
大陽気
(
おおようき
)
になっている今夜の酒宴の
隙
(
すき
)
に逃げ出さなければ、またと逃げ出す機会はない。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“大陽”で始まる語句
大陽暦
大陽
大陽氣