大汗おおあせ)” の例文
とらはそんなことはりませんから、むやみにけるわ、けるわ、千のやぶもほんとうに一ッびでんで行ってしまいますと、さすがに体中からだじゅう大汗おおあせになっていました。
物のいわれ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
と、廻廊かいろうのそとへ、ひざをついて大汗おおあせをふいた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)