トップ
>
大会
>
だいえ
ふりがな文庫
“
大会
(
だいえ
)” の例文
旧字:
大會
持統天皇はその御願を継いで即位二年
無遮
(
むしゃ
)
の
大会
(
だいえ
)
を設け給い、同十一年「
癸亥
(
みづのとゐ
)
、
公卿
(
くぎやう
)
百寮、
仏眼
(
ほとけのまなこ
)
を
開
(
あら
)
はしまつる。
会
(
をがみ
)
を薬師寺に設く」(書紀)。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
ところが畜生に、国を遣っても仕方がないから智馬を施主として大いに施行し、七日の間人民どもの欲しい物を好みの
任
(
まま
)
に与うべしと
勅諚
(
ちょくじょう
)
で
無遮
(
むしゃ
)
大会
(
だいえ
)
を催した。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
いうまでもなく、入壇と申す儀は
菩薩心
(
ぼさつしん
)
への、達成でなければならぬ。生きながらすでに菩薩たる心にいたれる人に、
仰讃
(
ぎょうさん
)
の式を行う、それが、授戒入壇の
大会
(
だいえ
)
である。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
講授の間にはまた寺舎を建て十方僧を供養し仏菩薩の像を造った。あるいは貴卑平等の
大会
(
だいえ
)
を催し貧富の差別の
逓減
(
ていげん
)
を計り貧病に苦しむものを救った。これらのことはその数計り難い。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
其前年即ち天元五年七月十三日、奝然は母の為に
修善
(
しゅぜん
)
の
大会
(
だいえ
)
を催した。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“大会”の意味
《名詞》
多くの人が集まる会。
組織や団体が催す全体的な会合。
大規模な競技会や選考会。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“大会”で始まる語句
大会戦