“だいえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ダイエ
語句割合
大会71.4%
大慧14.3%
大衣14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが畜生に、国を遣っても仕方がないから智馬を施主として大いに施行し、七日の間人民どもの欲しい物を好みのままに与うべしと勅諚ちょくじょう無遮むしゃ大会だいえを催した。
知に止まる者はいつも信を見失うではないか。昔大慧だいえは禅が知に堕するのを恐れて、あの『碧巌録へきがんろく』を火に投じた。作家は一度彼が誇る知を火に投ずる勇気を持たねばならぬ。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
女たちの噂した所の、袈裟けさえば、五十条の大衣だいえとも言うべき、藕糸ぐうし上帛はたの上に、郎女の目はじっとすわって居た。やがて筆は、たのしげにとり上げられた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)