夢現ゆめうつ)” の例文
とん/\とたゝく故是は何者なるやとかどの戸を明て見るに今迄もしたかなしみ居たる父源内立歸りければ娘の豐は夢現ゆめうつつかと思ひながらも大いに悦びことの仔細しさい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あの夢現ゆめうつつのまどろみの中に現われるのだ——あの素破すばらしい弾々だんだんたる肉体、夢の様な瞳、はなびらのような愛らしいくちびる、むちむちとした円い体の線は、くびれたような四肢を持って僕にせまって来るのだ
蝕眠譜 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)