“外寇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がいこう87.5%
ぐわいこう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて一度も外寇がいこうを受けない、信玄治下の甲府城下は、思いもよらない悪病のために、さいなまれなければならなかった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
アイヌの遊牧にまかせていたこの島は、外寇がいこうと植民の足だまりになるよう立てなおさなければならない。そういう地の利がこの場所であるというのだ。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
日本は天照皇大神以来の神国なれば外寇ぐわいこうおそるべきものなし、故に平和主義の必要を見るなしと言ふは純然たる攘夷論者の言分なるが、これらの論者は強ひてとがむべきにあらず
一種の攘夷思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)