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夕景
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ゆうけい
ふりがな文庫
“
夕景
(
ゆうけい
)” の例文
丸窓の外に、暮れていくものしずかな、そして大きな
夕景
(
ゆうけい
)
の中に、じっと、いつまでもいつまでも、とけこんでいれば、よかったのであった。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
山男、
西根山
(
にしねやま
)
にて紫紺の
根
(
ね
)
を
掘
(
ほ
)
り
取
(
と
)
り、
夕景
(
ゆうけい
)
に
至
(
いた
)
りて、ひそかに
御城下
(
ごじょうか
)
(
盛岡
(
もりおか
)
)へ立ち
出
(
い
)
で
候
(
そうろう
)
上
(
うえ
)
、
材木町
(
ざいもくちょう
)
生薬商人
(
きぐすりしょうにん
)
近江屋源八
(
おうみやげんぱち
)
に
一俵
(
いっぴょう
)
二十五
文
(
もん
)
にて売り
候
(
そうろう
)
。
紫紺染について
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
とりあえず、書斎に立て
籠
(
こも
)
って懐中から例の手帳を出したが、何分
夕景
(
ゆうけい
)
ではっきりせん。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
夕景
(
ゆうけい
)
には戻られるであろう。戻った節にはお
言伝
(
ことづけ
)
いたしておく」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「はい、それでは
夕景
(
ゆうけい
)
まで」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“夕景”の意味
《名詞》
(せっけい、ゆうけい)夕方の景色。
(ゆうけい)夕方。夕刻。
(出典:Wiktionary)
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
景
常用漢字
小4
部首:⽇
12画
“夕景”で始まる語句
夕景色