“壁面”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かべ75.0%
へきめん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その窓と窓の間の壁面かべに、天井近くまで畳み上げられているおびただしい棚という棚には、一面に、子供の人形が重なり合っているようである。
白菊 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
一体の、完全に人の形を保っている骸骨が、穴倉の壁面かべに倚りかかっていた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そしてそのふくろの中にしるを含んだ膨大ぼうだいせる毛と種子とがあって、その毛はそのふくろの外方の壁面へきめんから生じており、その種子は内方の底から生じている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)