墨江すみのえ)” の例文
ここにその御杖を新羅しらぎ國主こにきしかなとに衝き立てたまひ、すなはち墨江すみのえの大神の荒御魂あらみたま一五を、國守ります神と祭り鎭めて還り渡りたまひき。
「吾、汝が命の、もし墨江すみのえなかつ王とおやじ心ならむかと疑ふ。かれ語らはじ」とのりたまひしかば、答へて曰さく、「僕はきたなき心なし。墨江の中つ王とおやじくはあらず」
この天皇、葛城かづらき曾都毘古そつびこが女、いは日賣ひめの命大后にひて、生みませる御子、大江の伊耶本和氣いざほわけの命、次に墨江すみのえなかみこ、次にたぢひ水齒別みづはわけの命、次に男淺津間若子をあさづまわくごの宿禰の命四柱。
墨江すみのえの舟つきをお定めになりました。