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塩鮭
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しほざけ
ふりがな文庫
“
塩鮭
(
しほざけ
)” の例文
旧字:
鹽鮭
「それでは、文句はいままでのとほりにしませう。そこで今日のお礼ですが、あなたは
黄金
(
きん
)
のどんぐり一升と、
塩鮭
(
しほざけ
)
のあたまと、どつちをおすきですか。」
どんぐりと山猫
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
豊島氏は
鮭
(
さけ
)
が大好きである。この頃は毎日晩酌の
膳
(
ぜん
)
に、
生鮭
(
なまざけ
)
、
塩鮭
(
しほざけ
)
、
粕漬
(
かすづけ
)
の鮭なぞが、代る代る
載
(
の
)
つてゐるかも知れない。僕はこの本をひろげる時には、そんな事も
亦
(
また
)
思ふ事がある。
本の事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
入口にはいつもの魚屋があつて、
塩鮭
(
しほざけ
)
のきたない俵だの、くしやくしやになつた
鰯
(
いわし
)
のつらだのが台にのり、軒には赤ぐろいゆで
章魚
(
だこ
)
が、五つつるしてありました。
山男の四月
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
塩
常用漢字
小4
部首:⼟
13画
鮭
漢検準1級
部首:⿂
17画
“塩”で始まる語句
塩梅
塩
塩辛
塩煎餅
塩沢
塩冶
塩山
塩釜
塩尻
塩漬