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塩昆布
ふりがな文庫
“塩昆布”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しおこんぶ
80.0%
しおこぶ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しおこんぶ
(逆引き)
茶の間へ行くと、もう、夕食の
膳
(
ぜん
)
が出ている。薄い
味噌汁
(
みそしる
)
と、
塩昆布
(
しおこんぶ
)
に麦飯を女中と差し向いで食べると、あとは卵を破って黄身をぐっと飲んでおく。
晩菊
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
発育盛りの年頃にしては前から食慾が
旺盛
(
おうせい
)
でないのであるが、その傾向が募って来て、毎食一二
膳
(
ぜん
)
しか食べず、お数も、
塩昆布
(
しおこんぶ
)
とか、
高野豆腐
(
こうやどうふ
)
とか、老人の食べるような物を好み
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
塩昆布(しおこんぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
しおこぶ
(逆引き)
少し
蟇口
(
がまぐち
)
のふくれている芸者は、お膳のうえが寂しいと見ると、子供を近くの煮物屋へ走らせ、酒で
爛
(
ただ
)
れた胃袋にふさわしい、
塩昆布
(
しおこぶ
)
や
赤生薑
(
あかしょうが
)
のようなものを買わせ、
朋輩
(
ほうばい
)
芸者の前に出すのだが
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
塩昆布(しおこぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“塩昆布”の解説
塩昆布(しおこんぶ)は、角切りまたは千切りにした昆布を塩や醤油で煮たもの。またはそれを煮詰めて塩を吹かせたもの。あるいは昆布を煮たものに塩をまぶした食品。風味づけのために、砂糖、みりんなども使われることがある。
(出典:Wikipedia)
塩
常用漢字
小4
部首:⼟
13画
昆
常用漢字
中学
部首:⽇
8画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
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“塩昆布”のふりがなが多い著者
村井弦斎
谷崎潤一郎
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林芙美子