“場所(しま)” の例文
馬(うま)の背(せ)のやうに乘上(のりあが)つた俥(くるま)の上(うへ)の目(め)の前(まへ)に、角柱(かくばしら)の大門(おほもん)に、銅板(どうばん)の額(がく)を打(う)つて、若葉町(わかばちやう)旭(あさひ)の廓(くるわ)と鑄(い)てかゝげた、寂然(しん)とした、明(あか)るい場所(しま)を見(み)たからである。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)