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坐乗
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ざじょう
ふりがな文庫
“
坐乗
(
ざじょう
)” の例文
「では、読みます。——鬼塚元帥は、黒馬博士
坐乗
(
ざじょう
)
の
魚雷型
(
ぎょらいがた
)
快速潜水艇を認めて、博士の健在を大いに慶祝するものである」
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
と、義貞は今朝から、二本松の陣地にあって、尊氏が
坐乗
(
ざじょう
)
しているにちがいない、その船列中の本船の一
檣頭
(
しょうとう
)
を、
睨
(
にら
)
みとおしに、睨んでいた。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
室
(
むろ
)
ノ
泊
(
とまり
)
の群船に一夜が明けた翌日だった。尊氏が
坐乗
(
ざじょう
)
の大船へ、ひる頃、一団の
伺候者
(
しこうしゃ
)
があった。——奥地の白旗城から出てきた赤松円心
則村
(
のりむら
)
と、一族の者だった。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“坐乗”の意味
《名詞》
指揮官や司令官が艦船や飛行機に搭乗して指揮を執ること。
(出典:Wiktionary)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“坐”で始まる語句
坐
坐睡
坐敷
坐禅
坐蒲団
坐臥
坐視
坐礁
坐禪
坐直